広島から帰る日の朝、駅前の喫茶パールで松江さんと小一時間話した。トーキョードリフターの続きのような、朝だった。今回の地方の舞台挨拶は全部現地の映画館で集合しているので、ゆっくりふたりでというのはこれが初めてだったような気がする。世間話はずっと映画と音楽の話で、100年くらい前からあるようなその喫茶店の中で、会話はタバコの煙のように、ちょっと漂ってから、しずかに消えていくのだろう。
帰り際にマッチありますか?と聞いたら、ないけどそこにある冊子もって帰りな、と言われた。パールのことが記事になっている冊子だった。手に取ってぱらぱらしていると、もうあんたたちが次広島に来たときはここはないじゃろけーね、と早口でしゃべって、駅前の再開発がどうのこうのと説明してくれた。
ツアーはつづく
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Life
2012.1.31
