Life

パターソン試写トーク
気の利いたことが言えなくてバーで反省
パターソンマッチを置いてウィスキー
主人公が街の名前になっている
それがすべて
街こそ歌(詩)なのだ
街=マッチ
これも日本では通じる
街を擦るのが歌
燃えて聞こえるのが詩情

街にこそ詩人がいて
でも
彼ら彼女らは 決して詩を書く という行為はしていない場合もある
でも彼らが詩人なのは わかる
風が顔をなぜて
光りが照らすと
染みて来る
彼らがキャンパスになってしまうこともあるし
ノートのように刻み込まれてしまうこともある

ジャームッシュがもうひとつ凄かったのは
作り手達にアジテーションしていたこと
毎日は美しい
日常にこそ奇跡はある
たしかにそうなんだけれど
詩はとことん描写してくらいつかないと
降っては来ない
現れては来ない
これを逆説的に言っている気がした
毎日を生きているだけでは詩は降っては来ない
これが効いた
身が引き締まる思いがした
この境地には到底たどり着けない

ジャームッシュの後追いが始まった

2017/8/17

夜の街で机をひとつ 持った
角に置いて
街を眺める

タクシーのハザード
空車の赤
コンビニのトラック

地方の病院に見舞いに行く
確かに味わったことのある夏の空だが
カルピスは降ってこなかった

郊外は人を増やして
減らして
猫がぽつんと たたずむ

私に備わったのは
粘り腰
そういう黄昏に混じった水を
さんざん飲んで育ったのだ

何度も十両以上ある列車はしなって
びしびし叩くのだ
つとめ人を
学生を

だとしたら
ぶおぉーと口から叫び声が自然と出るはずだ
極度のSM好き以外は

歌なんて
そういうものでしかなかった

誰がなんと言おうと
歌なんて歩いてきた道が
乗ってきた電車が
違うだけで ちょっとばかし変わっていいはずだ

タクシーの運ちゃんが
外に出て
自分の車にもたれかかって
タバコを一本吹かしてる
真夜中
そしてまた
車に乗り込み
夏の朝へ向かって
走り出す
彼こそが歌であり
あの一台のタクシーこそが
濡れた黒炭
絵は乱れ続ける

2017/8/6

またとんでもないアレンジが届いた

コードアレンジで物語が沈み、歌の心に弾力がつき
跳んでる

超現実こそがSFになり、
もう一度現実を愛でるのだ

新曲を書いてよかった
膿みを出したつもりだったが
なぜこんになに輝いているのだ

また遠回りした気がしたが、
それって違う

間に合った と思った方が良い
この船に乗って 海の上で爆発するさまを見て頂きたい。


新曲たちの歌心を阿久悠さんに見て頂きたかった
すばらしいアレンジャー達の仕事込みで
歌なんてまったく死んでないから
ましてや、人が生きてる限り
滅びる事がないんだから

2017/8/4