前野健太

前野健太

Maeno Kenta

シンガーソングライター、俳優。
1979年2月6日生まれ、埼玉県入間市出身。2007年『ロマンスカー』によりデビュー。ライヴ活動を精力的に行い、「FUJI ROCK FESTIVAL」「SUMMER SONIC」など音楽フェスへの出演を重ねる。俳優活動においては、主演映画『ライブテープ』が第22回東京国際映画祭「日本映画・ある視点部門」作品賞を受賞。NHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』他、TVドラマ、CM、映画、舞台に出演。エッセイ集『百年後』を刊行するなど、文筆活動にもファンが多く、他アーティストへの楽曲・歌詞提供も行う。

BIOGRAPHY

経歴

2007年 ”romance records”より『ロマンスカー』をリリースしデビュー。
2009年 全パートをひとりで演奏、多重録音したアルバム『さみしいだけ』を”DIW”よりリリース。
2009年 元日に東京・吉祥寺の街中で74分1シーン1カットでゲリラ撮影されたライブドキュメント映画『ライブテープ』(松江哲明監督)に主演として出演。第22回東京国際映画祭「日本映画・ある視点部門」で作品賞を受賞し全国の劇場で公開された。
2010年 ”Victor Entertainment”より発売された『新・人間万葉歌~阿久悠作詞』へ参加。
桂銀淑(ケイ・ウンスク)の「花のように鳥のように」をカバーした音源を発表。
のちに同作は上村一夫の絵(『同棲時代』)を使用した新ジャケットによりitunseなどで配信限定リリースされた。
2011年 ”romance records”より3枚目のオリジナルアルバムとなる『ファックミー』をリリース。
松江哲明監督の新作映画『トーキョードリフター』に再び主演として出演。全国劇場で公開される。
また主題歌をリレコーディングしたコンセプトアルバム『トーキョードリフター』を”felicity”よりリリース。
2011年 第14回みうらじゅん賞を受賞。
2012年 auの新CM「あたらしい自由」篇に出演。
2013年 ジム・オルークをプロデューサーに迎え制作された4枚目のアルバム『オレらは肉の歩く朝』と5枚目のアルバム『ハッピーランチ』を”felicity”より発売。「FUJI ROCK FESTIVAL’13」へ出演。
2014年 ライブアルバム『LIVE with SOAPLANDERS 2013-2014』を”felicity”より発売。月刊「すばる」(集英社)にてエッセイ「グラサン便り」の連載を開始。「SUMMER SONIC 2014」へ出演。
2015年 KAATキッズ・プログラム2015 おいしいおかしいおしばい『わかったさんのクッキー』(台本・演出:岡田利規)の劇中歌を作曲。NHK番組「ジドリ」の音楽を担当。雑誌『Number Do』に初小説を寄稿(のちに文春文庫「走る?」へ収録)。CDブック『今の時代がいちばんいいよ』を”エランド・プレス”より発売。
2016年 ラジオレギュラー番組「前野健太のラジオ100年後」がAM1422ラジオ日本で放送開始。
劇映画初主演作『変態だ』(みうらじゅん原作、安斎肇監督)が新宿ピカデリーを皮切りに全国公開。
2017年 初舞台となる『なむはむだはむ』(つくってでる人:岩井秀人、森山未來、前野健太)に参加。
東京芸術劇場にて2月18日〜3月12日まで上演。同作の滞在制作の模様を密着したドキュメント映像「コドモのひらめき オトナの冒険~“なむはむだはむ”の世界~」がNHKEテレで放映された。同番組の音楽主題歌を担当。初のエッセイ集『百年後』を”STAND!BOOKS”より刊行。
2018年 NHK Eテレでスタートした番組『オドモTV』に参加。オリジナルアルバム『サクラ』を”felicity”より発売。テレビ東京 ドラマ25『このマンガがすごい!』の毎回変わるエンディング曲を担当。日本経済新聞夕刊のプロムナード9月~12月(毎週木曜)を担当。
2019年 パルコプロデュース音楽劇『世界は一人』(作・演出:岩井秀人)で音楽、演奏、出演を担当。国内6カ所の劇場で上演。NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』に亀倉雄策役で出演。テレビ朝日系列金曜ナイトドラマ『時効警察はじめました』第7話に蝙蝠ユキオ役で出演。劇中歌作曲も手がける。資生堂エリクシール ルフレWEB CM「ボクはKEANA」篇の作曲を担当。同WEB CM「つや玉とKEANA」篇では作曲と出演もした。YUKIのアルバム『forme』(「口実にして」作曲担当)発売。Chageのアルバム『feedback』(「Love Balance」作詞担当)発売。
2020年 3月~5月CS歌謡ポップスチャンネルで歌の紀行番組『前野健太のどーして歌は生まれんの』(全4回)放送。WOWOWオリジナルドラマ『有村架純の撮休』第8話に二郎役で出演。「友達じゃがまんできない」が劇中歌、主題歌になった映画『僕の好きな女の子』、嵩村役で出演した映画『猿楽町で会いましょう』の劇場公開が控えている。