4月6日に発売、
三日後に京都でライブがあり、
インストア、5月に渋谷でライブ、
それからライブがじわじわと決まっていき、
様々な場所に歌いに行った。
石橋英子、大森靖子、寺尾紗穂、向井秀徳、
凄まじい個性とのぶつかり稽古で、
知ったことも多く、
ようやく季節は夏をはじいた
ここから後半戦
ここまで長いツアー、というのは初めて。
コロナ禍の反動がそうさせたのか、
久しぶりのセルフプロデュースで訳がわからなくなっているのか
風景はスケッチしている
いづれ歌となり、
息をし始めるだろう
ツアー先ではライブ後、
なるべく物販に立たせてもらっている
お客さんの声を聞いていると、
やってよかった、といつも思う
ツアー再開、まずは福島
母の故郷
だからといって感傷に浸ることなく
粛々と歌を行う
福島のじいさんは酒癖が悪く、
酔っ払って家に灯油をまいたとか
もうとっくにこの世にいないが、
恐る恐るその空気に触れる
そういうライブをしたいと思う
じいさんは豆腐屋で
その豆腐は町で評判だったと
母から何回か聞いたことがある。